『関東大震災時 朝鮮人関連「流言蜚語」・東京証言集』

第2弾では、は東京の下町以外の場所で起きた事件の体験・目撃証言をまとめましたが、今回は『関東大震災時 朝鮮人関連「流言蜚語」・東京証言集』についてまとめました。

1923年9月1日午前11時58分に起きた関東大震災により、電話線や水道管等の、情報網とライフラインが寸断された。当時、の東京市民250万人のうち150万人がこの時の火災によって家を失った。そのため多くの人々が避難民となってさまよう事になった。・・・

 沿岸部でまず発生したのは「津波が来る」と言う流言だった。この「津波」の流言は、沿岸から8Km離れた旧四ツ木端付近でも早くから流れていた。

 大火災を暫く経験していなかった東京市民にとって、爆発音を伴ってあまりに早く広がったこの時の火災は、、「不自然」に思われた。そこから「朝鮮人の爆発投擲・放火」説が発生したと思われる。・・・

 更に、水や、食料を手に入れる事が難しくなった状況下で、「朝鮮人が井戸に毒薬を入れて歩く」「椋奪が行われている」「集団で襲撃してくる」等の流言が発生した。

 こうした中、「朝鮮人暴動」説を信じた警察や新聞社が流言を拡大した。多くの証言がそれを裏付けている。

 

全ページ、頒価500(送料は別途80)。ご希望の方は下記西崎まで電話・ファックスでお申込みください。なお資料集第1『関東大震災時 朝鮮人虐殺事件 東京下町フィールドワーク資料』・第2弾『関東大震災時 朝鮮人虐殺事件 東京フィールドワーク資料(下町以外編)』の申し込みも引き続き行っています(頒価500円、送料80)。

 

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